がん宣告から最初の一年

日記

こんにちは、レイです

今日も読んでくださりありがとうございます。

暗中模索だった、最初の一年に起きたこと

一年目は、怒涛のように毎日が過ぎていったような感覚があります。

ただただ必死でした。

絶望している暇などないように、忙しくしていたのかもしれませんし、実際にやらなければならないことが山ほどありました。

次から次にやってくる「選択」。

何を選ぶか、どう納得して、行動するのか。

その繰り返しは、決して楽ではありませんでした。

そんな怒涛の一年目を時系列で追ってみました。

最初の一年の時系列

2010年08月中旬:胃がん告知を受け、即日から生活の改善。主治医との話し合い。

     09月上旬:見解を広げるため、セカンド・オピニオン(外科医)、サード・オピニオン(放射線医)、アーユルヴェーダ医師のスカイプ診察(東洋医学)、を受ける。

     10月上旬:★インドでのパンチャカルマ治療を受ける。アーユルヴェーダ(インド伝承医学)の約1ヶ月に渡る体質改善療法。

     11月上旬:手術を前提に大学病院にて術前の診断と検査を受ける。

2011年01月上旬:胃ガン手術のため、大学病院の消化器外科に入院するも、心臓冠動脈と全身(脳、脚)の動脈硬化が見つかり、手術可能か否かの精密のため、手術延期になる。    

     01月下旬:★胃開腹手術(全摘)を受ける。

     02月上旬:順調に退院する。自宅にてリハビリ(多頻度少量食、散歩)する。

     02月中旬:手術結果最終報告(当初見込みと異なる、国際基準でステージBと判断)を受ける。

     03月上旬:仕事復帰する。体調回復遅々としている。(体重減少止まらず、嗜好の変化、下痢)

     04月中旬:体調回復節目を迎える。(空腹感、食事量増加、下痢なし、体重増加)

           動脈硬化による全身の「血流障害の抜本対策」に入る。閉塞性動脈硬化症による下肢の痺れ(間欠跛行)状態は続いていたが、最優先で危険度の高い心臓(冠動脈狭窄)手術の準備に入る。

     05月上旬:慶應義塾大学病院の循環器内科に入院する。

           ★1回目心臓手術(冠動脈にステント導入)を受ける。2時間30分。

           順調に退院。5日間。

     07月中旬:同大学病院の循環器内科に再入院する。

           ★2回目心臓手術(冠動脈にステント導入)を受ける。3時間。

           順調に退院。5日間。

     07月下旬:6ヶ月検診。ゆっくりとした回復。体重増加。生活習慣の見直しやヨガや気功などにも続けて取り組む。

これから治療や手術の方針を考えている方へ

一番伝えたいことは、

焦らず、まず知ることから始めてほしい

ということです。

 

現在、がんに関する情報は、ウェブ上にもたくさんあります。

書籍もたくさん出ています。

また、治療法の方向性も一つではありません。

医者によって考え方も千差万別です。

実際、私たちが辿った道には、正解だったかもしれないこと、不正解だったかもしれないこと、その二つが入り混じっています

 

ただ、その時に、

患者本人と家族がそれを理解し納得していたか。

それを、人から押し付けられた選択とせず、これは自分ので選択であると、胸を張っていえるか。

これが実は、がんと共に生きる人生(これはがんに限らず、すべての病や困難にいえることかもしれませんが)にとって、一番大切なことだったと深く感じているからです。

表現は少しおかしいかもしれませんが、がんと共に「充実した」人生、「後悔のない」人生を生きるための、一番大切なエッセンスだと、確信しています。

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